ルイス・ポールセン

北欧のライティングといえば古くから欠かすことのできないルイスポールセン。100年以上世界中から愛され続けています。

ルイスポールセンが確固たる理念を持ったのはポールヘニングセンと共同でパリ工芸博に出した時でした。

その際、ヘニングセンは「照明によって人々の幸福感や安心感は左右される」という「ライティング・フィロソフィー」を生み出し、より具体的な指標を照明開発に落とし込みました。

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それまでの照明はフロスト電球のように照らして見えるという機能面だけが考えられていましたが、ヘニングセンは直接光が当たる作業などの為の近距離の機能性(Function)、それに人が感じ取る中距離の快適性(Comfort)、またさらに空間作りに通じる遠距離の雰囲気(Ambience)この三つFCAがすべてそろう事が照明には非常に重要であると考えました。

「ただ部屋を明るくするだけでなく、その照明によって空間そのものを創造する」
「人工の光を自然の光と調和させる為に人工の冷たい光を柔らかく造り変える」

そんな哲学を基に最高のクオリティーで作られた照明だからこそ、時間がたっても輝きを失わず常に進化を続け、私たちを照らし続けてくれています。

ポール・ヘニングセン

Poul Henningsen
Denmark [ 1894-1967 ]

ルイスポールセンと二人三脚でライティングフィロソフィーを築きあげたポールヘニングセン。

パリの工芸博でゴールドメダルを受賞し、のちに「パリ・ランプ」と呼ばれたこの作品はライティングフィロソフィーの基幹理念でもある「自然光と人工の光を融合させる」かを追求したもので、PHシリーズの原型になりました。

1925年に発表した3枚シェードの照明がデザイン特許を取得。「PHランプ」として人気を博し、以降3枚のシェードにより光の拡散、反射をさせるデザインの研究を進めていきました。

その後アルネヤコブセンをはじめこのライティングフィロソフィーを継いで、多くのデザイナー達が現在に至るまで名作を作り続けています。

ルイーズ・キャンベル

Louise Campbell
Denmark [ 1870- ]

ルイスポールセンでは数少ない女性デザイナーの一人として活躍するルイーズキャンベル。デンマーク人の父と英国人の母を持ち、2つの国で教育を受けました。スカンディナヴィアの合理主義的な側面とイギリスのポストモダン的思考の交わり。非凡なデザインは、2つの国を母国として持つ彼女だからこそなし得たものなのでしょう。

ブランドの掲げる「照明によって人々の幸福感や安心感は左右される」というライティングフィロソフィーはそのままに、独自の世界感で作品を生み出してきたキャンベル。実験的で、遊び戯れるようなタッチを感じさせ、素材や製造プロセスにも新しい方向性を示しています。

もともと家具や照明を中心にデザインを行ってきましたが、最近では他のプロダクトにも活躍の場を広げ、トータルデザインを行う彼女。目は引くけれど主張しすぎず、空間と調和する作品を数多く生み出しています。

アルネ・ヤコブセン

Arne Jacobsen
Denmark [ 1902-1971 ]

アルネ・ヤコブセンは世界的に有名な家具デザイナーとして知られていますが、もともとはアーキテクトとして活躍し、デンマーク建築のモダニストとして有名な建築を残しています。

総合クリエイターとして、空間の「トータルデザイン」を目指したヤコブセン。その意思を貫き通き、自らの建築プロジェクトのために家具・カトラリー・ドアハンドル・ファブリック、そして照明にいたるまで全てを手がけました。

最も知られた建築物のひとつとしてSASロイヤルホテルが挙げられますが、この客室用にデザインされたものが「AJ floor lamp」です。90度可動するシェードや、フットスイッチの美しさ。用途や場所に合わせて計算されたデザインは一切の無駄をなくし、機能美を感じさせる作品を多く生み出しています。

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