• 店舗情報・イベント

お花の楽しさ、楽しみ方を伝えたい。ドライフラワーアーティスト・森田さんへインタビュー

2022年1月よりグリニッチ米子店で定期開催する、ドライフラワーのワークショップ。
講師をしてくださるのは、鳥取県・米子市の
「greeninterior jungle(グリーンインテリア ジャングル)」の森田さんです。

森田さんに、ドライフラワーの魅力や楽しみ方を、お話しいただきました。

-------------------------------------------------------------------------------------------

-ドライフラワーのお仕事について、経緯をお聞かせください。

もともと植物に興味があって、それもサボテンなどの多肉植物が好きでした。
サボテンを増やして、それに合わせる鉢を自作したり、モルタルを使って岩のようなものを作って、植物とセットで販売をしていました。
その後、販売しているお店でドライフラワーの人気が高まり、最初はそのお手伝いの形で、独学で始めて。好きの延長で続けて、今はドライフラワーがお仕事のメインになりました。

-ドライフラワーのお仕事は、店頭での販売がメインですか?

店舗に置いて販売したり、あとは百貨店やショッピングモールに期間限定で展示をすることもあります。長野県と愛知県では、常設展示もあります。
インスタグラム等SNSを見て、そうしたお仕事のご依頼をいただくことが多くて、ドライフラワーの人気を日に日に感じています。

また最近は、ブライダルでのドライフラワー人気がとても高まっている印象です。結婚式にいらしたゲストの方がお花を持って帰られる際、生花よりも長く楽しめるからかもしれません。
ウェディングフォト用に、ドライフラワーを使ったブーケの依頼も増えていますね。

-生花を扱うお花屋さんでも、ドライフラワーを見かけることが増えましたよね。人気の理由ってどんなところにあるのでしょうか?

生花よりずっとそのまま残り続けるから、インテリアとして使いやすいからかもしれませんね。
また最近はニュアンスカラーが流行っていて、その影響か色の落ちた"くすみ色"のドライフラワーが人気なのかもしれません。

女性はもちろん、男性の方も年齢問わず、ドライフラワーを買いにお店に来てくださいます。
女性へのプレゼント用なのか、緊張して手に汗握りながら、選ばれる方もいらっしゃいます(笑)。

-落ち着いた色味だから、プレゼントにはもちろん、男女問わず"自分用"に買ってお部屋で楽しみやすいのかもしれませんね。ワークショップではどのようにドライフラワーを楽しめますか?

私の代表作でもある、「ボード」と呼んでいるドライフラワーのアートがあって。木の板に釘を打って糸をかける「ストリングアート」を見て閃いた私のオリジナル作品で、ワークショップでも体験いただけます。
質感の良い木に、真鍮の釘をトンカチで打って、そこに糸をかけて花瓶の形を作り、いろんなお花を詰めていく。
「花瓶に生ける」といったドライフラワーの一般的な楽しみ方とはちょっと違う体験をしていただけます。

もちろん、お持ちのお気に入りの花瓶に生けることもできますし、下げて楽しむスワッグや、壁にかけるリースを作ることもできます。
ドライフラワーって、本当に楽しみ方いろいろで、楽しいんです。

「お花の楽しみ方がわからない」「思っていたようにうまくいかない」といったお声もよく聞きます。

お花って、あるだけで楽しいし、それを使って何かを作ることも、本当に楽しいもの。
ワークショップを通じて、お花の楽しさと楽しみ方、その両方をお伝えしたいなと思います。

---------------------------------------------------------------------------------------------

とても自然体で気さくな森田さん。
好きが高じて仕事になるってことがこんなにも惹きつけられるのかと思うぐらい活力があって、「なんでそんなに元気があるんですか?」と質問してしまいました。
好きなことをしていて、それを伝えようとされている方は、ものすごく魅力的です。
ワークショップ自体はもちろん、単純に会話を楽しんでいただけるだけでも十分な気がしますね。
そこに形あるインテリアアクセサリーをご自身で作ることができるので、尚更いいワークショップになるかと思います。(グリニッチ米子店 店長・古川)

(文:岡田智理)

Recommend

こちらの記事も人気です